勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan(勝間和代)
勝間和代は去年くらいからやたら売れている。だいぶ前から、ワーキングマザーのサイト「ムギ畑」をやってる人なのは知っていた。
『お金は銀行に預けるな』とか『年収10倍アップ…』とか、私にはあまり興味のないタイトルの本がばんばん出ていて、どんなんかいなと図書館でぜんぜん予約のついてなかったちょっと古い本を借りて読んでみた。今年のはじめ頃だったか。
今はタイトルが替わって『インディペンデントな生き方ガイド』になってる本の親本『インディでいこう!』というやつである。
さらさらさらーと読んだのだが、なんかもう読むだけでオナカイッパイになる本だった。「インディ」な生き方=「精神的にも、経済的にも、周りに依存しない生き方」 ってのをするには年収600万いるのだとか、つがいになる男の年収は1000万以上だとか、はぁ?と思うようなことがいろいろ書いてあって、その600万てのは何なのか? なんで男の年収は1000万なのか? 逆はないのか?などと思った。
なんや縁のなさそうな人であり本であるなぁと思って、本屋ではばかすか売れてるようだが、まったく手を出さずにいた。
そんなところへ『勝間和代の日本を変えよう』という本が出た(この人の本には、出版社の戦略もあるのか、やたら著者名が入っている)。チラッと見たら、サイバラとの対談(これは前にwebで読んだことがある)と雨宮処凛との対談が入っている。ぱらぱらっとナナメに見たら、真っ当な提言も書いてある。
へぇぇ、と思って借りてきて読む。
サイバラとの対談はやはりオモロイ。
▼世界の貧困、何とかなるかも
−− 西原さんはお金の話を結構する人だし、勝間さんもお金の専門家。お金のことを言うというのは日本人的に、何となくはしたないとか、そういう感覚ってあるじゃないですか。しかし大事なものですよね。
西原 うち、子どもが「おかあさん、お金とぼくらと、どっちが大事なの?」と聞くんだけど、「両方」って答えるんですよ。
勝間 お金と子どもと。
西原 両方ですよ。だって金なきゃさあ、親が人じゃなくなっちゃうもの。自分の親がね、金がなくてホントいやなケンカをしてたんです。数万円で殺すのなんの言って。人であるためにはお金が必要。だからお母さんは常に働くの。だから私はあんたたちのためじゃなく、自分のために働いてる、といつも言ってるんですよ。
−− そのカネにがめつい西原さんが(笑)、グラミン銀行の話を目を輝かしてしてくれたことがありましたね。(グラミン銀行は、貧困層に低利で融資するバングラデシュの銀行。2006年のノーベル平和賞を受賞)
西原 グラミン銀行って本当に私びっくりしました。貧困って、治らないと思っていたから。でも、もしかして治せるの、って。
勝間 治せると思いますよ、教育とお金で治せるんですよ、貧困は。当たり前ですけど。その2つしかないんです。
西原 グラミン銀行はもっとも貧しい人にお金を貸しているうちに、それが途上国の女性だった、特に子どもを抱えた女性だった、と聞いたんですが。グラミン銀行の話を聞く前から、お金は絶対に女性の教育のために使わなければ、といつも思っていたんですよ。
男の人の教育にお金を使っても世界は絶対に変わらないって。女性が教育を受けて字を覚えて人になれば、初めてその子どもが人になるんです。牛や馬と同じような扱われ方をしているから、牛が牛を生む、馬が馬を生む、そういう状況にしかなっていないから。だから、ああグラミン銀行はすごいいいな、もしかして何とかなるのかも、と思いまして。
(pp.103-105)
あと、さすがサイバラ、勝間さんの言うことはすきやけど何で600万?まわりをみてたら300万がやっとやけど、とつっこんでいて、それに対して勝間は、子ども2人の教育費を考えたらその額になる、教育費がこんなにかからなければ300万でもいけると思いますと答えていた。
私もそれで納得。
パートナーにエエ男をつかまえて、その男が1000万てのは今も謎ですが。
「最強ワーキングマザー対談」西原理恵子×勝間和代
巻末の「15の提言」は具体的で、インディ本の印象もあって勝間和代はもひとつなーと思ってたけど、見なおした。
★このブログのamazonリンクから本を買っていただいた場合にもらえる規定の額を、『We』発行資金としてカンパします。よろしくお願いします。
『お金は銀行に預けるな』とか『年収10倍アップ…』とか、私にはあまり興味のないタイトルの本がばんばん出ていて、どんなんかいなと図書館でぜんぜん予約のついてなかったちょっと古い本を借りて読んでみた。今年のはじめ頃だったか。
今はタイトルが替わって『インディペンデントな生き方ガイド』になってる本の親本『インディでいこう!』というやつである。
さらさらさらーと読んだのだが、なんかもう読むだけでオナカイッパイになる本だった。「インディ」な生き方=「精神的にも、経済的にも、周りに依存しない生き方」 ってのをするには年収600万いるのだとか、つがいになる男の年収は1000万以上だとか、はぁ?と思うようなことがいろいろ書いてあって、その600万てのは何なのか? なんで男の年収は1000万なのか? 逆はないのか?などと思った。
なんや縁のなさそうな人であり本であるなぁと思って、本屋ではばかすか売れてるようだが、まったく手を出さずにいた。
そんなところへ『勝間和代の日本を変えよう』という本が出た(この人の本には、出版社の戦略もあるのか、やたら著者名が入っている)。チラッと見たら、サイバラとの対談(これは前にwebで読んだことがある)と雨宮処凛との対談が入っている。ぱらぱらっとナナメに見たら、真っ当な提言も書いてある。
へぇぇ、と思って借りてきて読む。
サイバラとの対談はやはりオモロイ。
▼世界の貧困、何とかなるかも
−− 西原さんはお金の話を結構する人だし、勝間さんもお金の専門家。お金のことを言うというのは日本人的に、何となくはしたないとか、そういう感覚ってあるじゃないですか。しかし大事なものですよね。
西原 うち、子どもが「おかあさん、お金とぼくらと、どっちが大事なの?」と聞くんだけど、「両方」って答えるんですよ。
勝間 お金と子どもと。
西原 両方ですよ。だって金なきゃさあ、親が人じゃなくなっちゃうもの。自分の親がね、金がなくてホントいやなケンカをしてたんです。数万円で殺すのなんの言って。人であるためにはお金が必要。だからお母さんは常に働くの。だから私はあんたたちのためじゃなく、自分のために働いてる、といつも言ってるんですよ。
−− そのカネにがめつい西原さんが(笑)、グラミン銀行の話を目を輝かしてしてくれたことがありましたね。(グラミン銀行は、貧困層に低利で融資するバングラデシュの銀行。2006年のノーベル平和賞を受賞)
西原 グラミン銀行って本当に私びっくりしました。貧困って、治らないと思っていたから。でも、もしかして治せるの、って。
勝間 治せると思いますよ、教育とお金で治せるんですよ、貧困は。当たり前ですけど。その2つしかないんです。
西原 グラミン銀行はもっとも貧しい人にお金を貸しているうちに、それが途上国の女性だった、特に子どもを抱えた女性だった、と聞いたんですが。グラミン銀行の話を聞く前から、お金は絶対に女性の教育のために使わなければ、といつも思っていたんですよ。
男の人の教育にお金を使っても世界は絶対に変わらないって。女性が教育を受けて字を覚えて人になれば、初めてその子どもが人になるんです。牛や馬と同じような扱われ方をしているから、牛が牛を生む、馬が馬を生む、そういう状況にしかなっていないから。だから、ああグラミン銀行はすごいいいな、もしかして何とかなるのかも、と思いまして。
(pp.103-105)
あと、さすがサイバラ、勝間さんの言うことはすきやけど何で600万?まわりをみてたら300万がやっとやけど、とつっこんでいて、それに対して勝間は、子ども2人の教育費を考えたらその額になる、教育費がこんなにかからなければ300万でもいけると思いますと答えていた。
私もそれで納得。
パートナーにエエ男をつかまえて、その男が1000万てのは今も謎ですが。
「最強ワーキングマザー対談」西原理恵子×勝間和代
巻末の「15の提言」は具体的で、インディ本の印象もあって勝間和代はもひとつなーと思ってたけど、見なおした。
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